コンクリート床に重たいものを置いても平気?

マンションなどのベランダバルコニーのコンクリート床は、どれだけ重いものを置いても大丈夫かというとそうでもありません。重たい鉢をたくさん置かない

設計時に構造計算された許容荷重に耐えられるように施工されています。

そのため、この許容荷重を超えるものを置いたら崩壊の恐れがあります。

この許容積載荷重は、
だいたい155〜180Kg/u程度です。

1m四方の中に大人の人が2〜3人程度抱き合って立ったら、もうこの許容制裁荷重に達します。

メタボな人だったら危険かも(ゴメン)。

重たいものを置こうと考えている人は、この許容積載荷重を管理事務所などで確かめておいたほうがいいでしょう。

ということで、大きなプランターに土をいっぱい入れて何個も置いたり、重たい石やブロックを敷き詰めたり、金属製の家具をたくさん置いたり、花火見物などで招いた大勢の人が一度に乗ったりと、こういったことが重なると危険な状況になることもあります。

また、建物は年数とともに老朽化していくため、許容積載荷重も完成時から年とともに減少していくことも考慮しておく必要があります。

では実際、どんなことに注意すればいいか少しまとめてみましたので参考にしてみてください。

○一箇所に重いものを集中して置かない。

○軽量化素材のものを選ぶ。(プラスチック、アルミニューム、樹脂、木製等)

○鉢植えなどに使う土壌は軽量化する。(パーライトなどの人工軽量土壌を混合させる)


・屋上ベランダ用高級補助用土ルーフソイル
通常の土と異なり、通気性、水もち、水はけがよく、しかも比重0.5前後と軽い。
・コンテナガーデンの土
配合原料(硬質赤玉土、腐葉土、ピートモス、パーライト等)。
・パーライト
軽量園芸用土を作るための材料です。通気性、透水性は抜群。
・サニーシートL(96cm×60cm・ベランダ植え替え用シート)
ベランダや室内での植え替え、土混ぜなどの作業の最に便利なシートです。

○ベランダ及びバルコニーの面積を確認し、総許容積載荷重を計算する。

 ex.面積15u×許容積載荷重170kg/u=2,550kg(総許容積載荷重

○置くものの重量を確認して、現状の合計積載荷重を計算し、総許容積載荷重を超えていないか確認。

ex.鉢植え5個の重さ+敷いたタイルの重さ+置いた家具の重さ+人間3人の重さ=合計積載荷重<総許容積載荷重を確認。

多機能軽量コンパクトデジタルはかり
これ一台で温度、重量、長さがはかれます。メジャー長:100cmまで。可能計測重量:400-50000g。


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posted by 万里紅葉 | 悩み&疑問すべて解決>構造編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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