縦格子状の金属製、コンクリート構造、不透明及び透明パネル（ガラス、ポリカーボネート、アクリル製）がはまったものなどがあげられます。
また、これらが複合的に組み合わされている場合もあります。
コンクリート構造の手摺の多くは、アウトポール設計や逆梁工法にともない、部屋内部から梁や柱がベランダやバルコニー端に押し出されたことによるものです。
ベランダやバルコニーの手摺の形状が異なることで、その使い方に様々な影響が出ます。
形状の違いによる特徴を簡単にまとめてみましょう。
| 手摺の形状 | 日照 | 風通し | 雨 | 広さ | プライバシー | 排気がこもる |
| 縦格子状の金属製 | ◎ | ◎ | × | ○ | × | ◎ |
| コンクリート構造 | × | × | ◎ | × | ◎ | × |
| 透明パネル | ○ | △ | ○ | ○ | △ | △ |
| 不透明パネル | △ | △ | ○ | ○ | ○ | △ |
以上のような特徴から、特に、コンクリート構造の手摺のあるベランダやバルコニーは植物を育てるにはあまり適した環境ではありません。
逆に、プライバシーが守られる点や、雨や風が入りにくく大気の影響を受けにくいという点ではメリットがあります。
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急な雨でも素早くカーテンを引けば、ベランダに干した洗濯物も濡れません。人目が気になるものを干すときや、ベランダの目隠しとしても便利です。UVカット加工で、風通しのよいメッシュ生地を使用し、日よけとしても使えます。裾のおもりによって、多少の風もＯＫです。
ベランダ、バルコニーに木陰のような涼しさを。高密度のメッシュでできているので、風通しを妨げることなく、紫外線をカットして視線をさえぎります。
それと、コンクリート構造の手摺はかなりの厚さがあるため、光の入りにくい床から手摺の上に鉢を置いているのを良く見かけますが、落下事故になる危険性があります。ラティスフェンスをベランダの手すり部分などに固定するための様々な金具です。
最近のマンションでは、ベランダやバルコニーに標準で屋外用（防水）コンセントが装備されることが多くなりましたが、少し古いマンションでは装備されていないマンションも多いようです。
その点ルーフバルコニーなどは、アスファルト防水されている場合が多く、長尺シートよりも防水性能が高く安心です。
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